スタッフインタビュー 椎名峻之

「高校の時、漠然と考えていた『福祉』だけど、今まで続けてこられているし、向いていたのかな。」
話していると自然と肩の力が抜けていくような、癒しの力をもった椎名さん。
「話しやすい」と言われる人は、福祉を進路に考えてみるのはいかがでしょうか。
もしかしたら天職になるかもしれません。
SCENE1
少しでも素敵な人生を送ってほしいから
ー 煌徳会で働こうと思ったきっかけ
高校生の時は、漠然と「人と接する仕事がしたい」と考えていて、福祉ならばそういう機会も多いだろうと、大学で社会福祉学を学びました。
卒業後は、別の会社でケアワーカー(介護職員)、生活相談員として仕事をスタートしたのですが、煌徳会の「お年寄りによりよい老後を」という経営理念に惹かれて転職をしたいと考えるように。人生の最後のステージをどう過ごすかというのは、生きる上でとても大切なことだと思います。少しでも素敵な人生を送れるお手伝いができたらと思い、応募しました。
SCENE2
ケアワーカーからのステップアップ
ー 今の仕事について
最初は介護の現場を知るためにケアワーカーとして働き、いずれは知識を身につけてステップアップをしたいと考えていたので、就職をした時から、次のステップとして生活相談員を目指していました。介護業界では、このようなステップを踏んでいく人が多いと思います。
今は、特別養護老人ホームの生活相談員として、新規利用者様の契約や、施設とご家族やケアマネジャーとの間に入り、利用者様本人がよりよい生活を送れるように連携をとる役割を担っています。
生活相談員にも色々ありまして、デイサービスの場合はまだ元気な利用者様が多いので、ご本人一人ひとりと接する機会も密でした。特別養護老人ホームの場合は、人数も多く、比較的一人ひとりと深くつきあうことはできないかもしれません。また、認知症の方や介護度が高い方が多く、ご自分の思いを言葉にすることが難しい方が多いので、「この方にとって何が必要なのか」を読み取っていくことが必要になってくるなとも感じました。
特別養護老人ホーム「一倫荘」の担当になって2年弱。その間に新型コロナウイルスのクラスターが発生してしまい、色々な大変なことが起きて、元の状態に戻すまではすごく苦労しました。それでも、他職種とも連携をとりながら、なんとか乗り越えることができたと思います。
SCENE3
利用者様一人ひとりの、良い変化が嬉しくて
ー 仕事を続けている原動力
生活相談員の仕事は、ご利用者様本人だけでなく、ご家族様やケアマネジャーさんなど、さまざまな立場からの話を聞くことになります。すべての立場の人が満足できるサービスを提供できた時にはやりがいを感じます。
例えば、家に閉じこもりがちな方がデイサービスに通うようになって、明るくなり、「生活が楽しい」という言葉を聞くと、この仕事をしていてよかったなと感じます。煌徳会に入る時に思い描いていた、素敵な人生を送れるお手伝いができたのかな、と。
また、ショートステイでは、急に体調が悪くなってご自宅で暮らせなくなってしまい「今日から急に使いたい」といった相談もあります。突然受け入れをするケアワーカーのスタッフにも負担がかかってしまうのですが、快く受け入れてくれて、無事に緊急利用開始。さらに、元気になられてご自宅にお帰りになり、この時は、施設内で連携が取れて良い結果が出せたなと感じました。
SCENE4
子育て家庭に優しい職場です
ー 仕事やプライベートの悩みについて
3歳と1歳の子供がいて、急に体調を崩すことがあるのが一番の悩みです。妻もシフト制の仕事をしているため、どっちが休みをとるかで、困ったりする時もあります。ただ、煌徳会は、急な休みでも快く受け入れてもらえる職場なので、周りに助けられながら、仕事も生活もできていると思います。
金銭面に関しては、介護・福祉業界全体でもっと改善されてもいいと思っています。国で介護職員の待遇をよくしようという動きはありますが、ケアマネジャー・生活相談員や事務スタッフは対象ではないので・・・。
SCENE5
一人ひとりのニーズにこたえられるケアマネジャーに
ー これからチャレンジしたいこと
現在担当している入所施設の生活相談員を5年間経験すると、ケアマネジャーの資格に挑戦できるようになります。もっと知識や経験を積むことで、この業界でできることを増やしていきたいと思っています。
介護業界では、本当に色々な職種の人が働いているんですよ。今、私が担当している生活相談員は、施設やサービスと利用者様をつなぐ役割で、これから目指しているケアマネジャーは、利用者様をとりまくサービスの全体を統括するイメージです。利用者様に担当ケアマネジャーが一人ついて、その方に必要なサービスを探して紹介し、生活相談員は、紹介先のサービスの窓口となっています。
法人の中には、すごいなと思える先輩がたくさんいて。頼れる人、目指せる人がいるのは励みになりますし、ありがたいことです。たくさん勉強させてもらって、みんなのいいところをまとめたような人になりたいと思っています(笑)。
椎名 峻之
一倫荘/生活相談員/勤続4年/四街道市出身
所有資格:介護福祉士、社会福祉主事、福祉住環境コーディネーター2級
3歳と1歳のパパ。休日は子供たちと過ごすことが多く、あまり休まらないことが多い(笑)。しかし、子供が小さい時期は貴重な時。なるべく一緒に遊んでおこうと過ごしている。
「千葉には大きな動物園やディズニーなど、子供とでかけられるスポットがたくさんありますよ!」
サポート情報
休暇を取りやすい
介護業界でも、
きちんと休める体制
今の仕事は、シフトが4週で8休。土日祝に働いた場合は、平日に休みも取れます。有給もとりやすく、一緒に働いている相談員の方たちと相談して、休みを取らせていただけるので、とても働きやすい環境です。介護業界はどこも人手不足で、なかなか休みをとれなかったりするのですが、結婚して家族ができた今、休みをとりやすい職場は本当にありがたいと感じています。

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