スタッフインタビュー 藤田大高

「高校生の頃は理数系で、黙々と何かに取り組むタイプで・・・
人と話すことは、少しずつ慣れていった感じです。」
苦手を克服してでも、福祉の相談員になりたいという思いが強かった藤田さん。
今では、「本当に苦手だったの?」と聞きたくなるくらい、
誰に対してもフランクな雰囲気を作り出してくれます。それだけ、思いが強かったということでしょう。
SCENE1
テレビの特番に衝撃を受けました
ー 煌徳会で働こうと思ったきっかけ
もともと誰かの役に立つ仕事に就きたいと考えていましたが、その中でも、福祉の道に進もうとしたきっかけは福祉職の人材不足についてテレビの特番で知ったことです。進路に迷っていた時で、「これだ!」と思いましたね。困っている人を様々な支援につなげる相談職になるために、大学で社会福祉士を取得しました。
最初は別の法人でケアワーカー(介護職員)として働いていましたが、どうしても相談員になりたいという希望が捨てられず、転職を考えていたところ、当時看護師だった祖母が務めていた施設が相談員を募集していると聞き、面接へ。そこが煌徳会でした。
SCENE2
弱い立場にある、
高齢者の権利を守るために

ー 今の仕事について
あんしんケアセンター(地域包括支援センター)はご存知ですか?そこでは地域に住む方々がそこでいつまでも健やかに生活ができるよう、様々なお困り事に対し、介護の専門家(主任ケアマネージャー)、医療の専門家(保健師)、制度の専門家(社会福祉士)が連携して支援しています。
私はその中でも高齢者の権利擁護全般の相談を主とした社会福祉士として働いています。身元保証人がいない、病院に入院する際にご家族がいなくて手続きができない、お金の管理ができないといった、相談者の方が「人として生きていくための権利」を守るため様々な制度を活用したり、行政やほかの法人とも協力したりと日夜駆け回っております。少しでも対応が遅れてしまうと、人の命に関わるような緊迫したケースもあるため、24時間連絡が入る可能性があります。
SCENE3
家族のように寄り添って
ー 仕事を続けている原動力
あんしんケアセンターには、多種多様な相談が寄せられます。介護の相談、病気の相談だけでなく、お金が無くなってしまって生活ができない、明日にも家から追い出されそうだ、家族から暴力を受けている、離婚したい・・・など、それぞれに山あり谷ありの人生があって、相談内容も刺激的です。どれも大変なことですが、勉強させていただくつもりで、お話を伺うようにしています。
どれも簡単に解決できたことはありませんが、失敗しながらも、大学で学んだ知識、仕事をする中で培った経験、法人や同僚の協力を得て、なんとか支援ができています。そして、相談者様から「ありがとう」「おかげで助かった」といわれた時が、一番「頑張れたかな」と嬉しく、達成感も感じます。
最近では、相談者様の家族のようになって支援をしたケースもあります。誰も支援する人がいない認知症での高齢の方で、虐待を受けていたり、誤って車の事故を起こしてしまったり、毎日その方に関する電話がかかってくる状態。私も現場に駆けつけることが多かったです。紆余曲折を経て、最終的には、ご本人も楽しく過ごせるような施設につなげることができました。今までは、私が駆け付けても「まったく、勝手なことをやって」といつも不機嫌な方でしたが、最後の最後に、「この施設はよかったよ。ありがとう。」と言ってくださったのが、本当によかったな、と。3年以上関わっていた方だったので、感動がありました。
SCENE4
生まれたての赤ちゃんに、
ヘトヘトの日々

ー 仕事やプライベートの悩みについて
私事ではありますが、最近待望の赤ちゃんが生まれまして、生まれてくれたことは本当に嬉しいのですが、育児に四苦八苦しております。生まれたばかりの赤ちゃんなので、よく泣き、よく食べ、よく暴れます。夜眠れず、次の日仕事に行くときは一日がとても大変ですが、家族のために頑張ろうという気持ちで何とか乗り切れます。
SCENE5
色々なことにチャレンジできる煌徳会で、
上を目指していきたい

ー これからチャレンジしたいこと
あんしんケアセンターは、地域に根ざした支援機関です。民生委員さんや町内会さんなど、地域の方とも仲良くさせてはいただいているんですが、まだまだ浸透する余地があると感じています。地域一丸となって、私たちだけでは足りない部分をボランティアの方も含めて支援していけるような体制を作っていけたらな、と考えています。より協力を得られるようなネットワークづくりをしたいですね。
この仕事は、大学で学んだ「社会福祉士」を体現している仕事なので、今勉強している方にはおすすめですよ。一番活躍できるはずです。
あとは、仕事を通じ、より知識や経験を培って、精神保健福祉士や介護支援専門員等、新しい資格を取っていきたいです。そして、まだまだ遠い夢ではありますが、ゆくゆくは管理責任者となって、後輩たちの手本となれるような職員になっていければと思います。
藤田 大高
千葉市あんしんケアセンターさつきが丘/社会福祉士/勤続7年/千葉市出身
所有資格:社会福祉士
趣味は野外散策。特に山菜や魚等の食材収集が大好きで、春はセリ、筍、夏は磯で貝などの海産物、秋はクルミやクリ、キノコ、冬はワカサギ、カジカ釣りと、春夏秋冬おいしく過ごしている。
「食材収集も所有地、漁業権があるので注意が必要です。職業柄、法律はしっかり守っています!」
サポート情報
コロナ休暇
家庭や世の中の状態に合わせて、
柔軟に対応してもらえます
私は妻と煌徳会で出会い、結婚をしました。そんなこともあって、法人・上司ともに家庭環境や個人の悩み事にもよく相談に乗ってくれます。
妻が妊娠中に、ちょうど新型コロナウイルスのオミクロン株が猛威をふるっていまして、「コロナ休暇」などの新しい制度でも相談をしたら調べてくれ、利用に向けて調整をしてくれました。おかげで、一番危ない時期を安心して過ごすことができました。

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