スタッフインタビュー 山本彩乃

モダンなデザインの「とどろき一倫荘」の中でも、
一際目立つのが、1階にあるカフェスペース。
山本さんはそこで相談相手として、日々地域との関わりを続け、つながりを広めています。
SCENE1
結婚
ー 煌徳会で働こうと思ったきっかけ
小さい頃から祖父母と一緒に暮らしていて、その背中を見て育ちました。私の地元はだんだんと子どもがいなくなっていくような地域。祖父母のような高齢の方々が、これからここでどうやって生きていくのかが気になり、貢献したいと考えるようになりました。
大学では高齢福祉のゼミに入り、地元に貢献したいという想いを胸に、いすみ市でケアワーカーの仕事を始めます。ところが結婚をきっかけに、どうしても引っ越しをしなくてはいけなくなり、泣く泣く退職。大学のゼミの同窓会で先生に相談したところ、煌徳会のことを紹介してくださり、相談員として入職することになりました。
SCENE2
認知症カフェ
ー 今の仕事について
今は地域福祉コーディネーターという職種で、地域福祉に関わるあらゆる仕事をしています。
例えば、とどろき一倫荘の1階には、誰でも入れるカフェスペースがあるのですが、そこで「認知症カフェ」を始めました。認知症の当事者の方とご家族の方が、息抜きをしながら日頃の悩みを相談できるような場所で、その相談相手としてお話をさせていただいています。
他にも、ボランティアさんの受け入れ窓口をしたり、学校や保育園の方と連携して、とどろき一倫荘に暮らす入居者さんが地域に参加できるようなイベントの企画をしたり。本当に幅広い仕事です。
SCENE3
視点の変化
ー 仕事を続けている原動力
「認知症カフェ」の相談者さんが話しているうちに心を開いて、悩みが少しでも楽になって帰っていく姿や、とどろき一倫荘の入居者さんたちが、地域の方々と触れ合って楽しんでいる姿を見ると、本当に嬉しいです。
利用者さんの日常に直接関わるケアワーカーの仕事が恋しくなることもありますが、日常を見ていない立場だからこそ出てくる発想もあると思います。ケアワーカー時代だったら、「いやいや、できないでしょう。」と守りに入ってしまうことも、「まずはやってみよう!」と踏み出すことができるので。
SCENE4
息子
ー 仕事やプライベートの悩みについて
仕事は充実していますが、復帰をもっと先に延ばして、息子と一緒に過ごしたかったなと思うこともあります。ただ、平日離れている分、休日はゆとりを持って息子に向き合うことができていますね。ワガママも聞いてあげたくなります。
休みもとりやすいですし、周りのスタッフに相談しやすい。本当に行き詰まった時には異動して環境を変えることもできるので、悩みをためこむことがなく、働きやすい環境だと思います。
SCENE5
壁を壊す
ー これからチャレンジしたいこと
これからは、近隣の保育所と障害福祉事業所との交流をもっと深めていきたいです。自由に行き来できるような、壁のない交流を目指しています。今は新型コロナウイルス対策もあり、交流自体が難しいのですが、youtubeで地域に情報を発信していけるように、動画編集を頑張っています!
山本 彩乃
とどろき一倫荘/地域福祉コーディネーター/勤続6年/いすみ市出身
社会福祉系学科卒業後、地元いすみ市で4年間ケアワーカー(介護職)として働く。結婚を機に引っ越し&転職。煌徳会では相談員、生活支援コーディネーター、地域福祉コーディネーターなど、様々な職種を経験してきた。煌徳会で産休・育休を取得し、職場復帰を果たしたワーキングマザーでもある。
「今は2歳の息子と一緒に出社。息子は同じ施設内の託児所へ出勤しています!」
サポート情報
施設内託児所 時短制度
子どもができても、
全く不安はありませんでした
まずは施設内に託児所があること。空きがないこともありますが、3歳になると別の保育園に移っていくお子さんが多いので、奇跡的なタイミングで今まで使えなかったママスタッフはゼロでした。
あとは時短制度。子どもが3歳になるまでは1日6時間の勤務で正社員の扱いになり、これもキャリアを築いていく上でありがたいです。
子どもがいてもいなくても、資格取得や職種変更など、いろいろなことに挑戦できる環境ですよ。
施設内託児所 はぴねす

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